使用機材の話
使用機材の話
始めた当初はPC付属のマイクで録音していました。
編集も、現在同様のAudacityを利用していましたが、この時ヘッドホンは使用していません。
結論から言うと、
このとき作成したボイスサンプルで通った仕事はありません。
驚愕したのは、イヤホンを付けて編集済みの音声データを聞いたとき。
PCやスマホのスピーカーで聞く分には気にならなかったノイズが非常に目立つ…
これから在宅ナレーターになりたいと思っている方、やっぱりマイクは必要です。
でも、逆に言えば、マイクさえあればなんとか宅録は始められると思います。
そして、編集にはヘッドホン必須ね。
悩んだ末の購入品…
私が選んだのは某家電量販店にあったオーディオテクニカの「AT9933USB PACK」
テレワーク向け商品のようですが、正直、この熱が続くか分からなかったので初期投資が安く済むこちらの商品を選びました。
探していたオーディオインターフェイス不要のUSB接続のマイク、ついでに密閉型のヘッドホンがほしかった私にとってはお得なセットです。
結果、こちらのマイクに変更してボイスサンプルを作り直してからは少しずつですが、応募が通るようになりました!
編集ソフトは変わらずAudacity。
でも、元が取れるくらい稼げたら、もう少し本格的なマイクを購入したいと思っています。
おまけ
何件か実際に作業して、ノイズ問題にぶち当たってます。
クリック音や無音時のサーといったノイズはなんとかなるとして、
息が強くかかって「ボフッ」と波形が乱れたり、唾液によるリップノイズは編集するにはかなりの天敵。
ボイスサンプルは長さがないのでそれほど苦労しませんでしたが、実務になると、私の場合、それらを取り除くためには録音以上の時間を要しました。
最近では更に、自作のポップガードと有料ソフトのアイゾトープ「RX7 Elements」を導入。
RX7は、もうひとグレードアップしたスタンダートになるとリップノイズに特化したエフェクトがあるようなのですが、今の私には値段的に手が出ません。
ひとまず、こちらのソフトを使用して様子見です
…が、使いこなせておりません涙
AIが自動で編集してくれる以外、自身でも調整できるよう勉強中ですが苦戦中。
しかし、どうやらAudacityにプラグインということができる様子。
プラグインするとRX7の機能が入ったAudacity上で編集作業できるようなので、この方向で使っていきたいけれど…
果たして、編集時間は短縮できるようになるのか?!
修行はまだまだ続きます。
ナレーション技術を上げるのはもちろんですが、
機材やソフト、作品の品質向上は永遠の課題になりそうです。
マイクひとつでナレーターを始めてみた話
どうも。「宅録」を知った北のほうに住む主婦です。
普段は扶養内でパートをしているのですが、今年度はコロナのせいもあり、
パートの出勤が減りそうだとのこと。
収入面での不安から、何か在宅でできる仕事はないかと調べていたところ
自宅でナレーションなどを録音する「宅録」の存在を知りました。
これまでの経験を生かせるかも…?
実は私、10年以上演劇活動をしていました。
今となっては黒歴史ともいえるんですが、昔は本当に役者として食べて行きたかった…
でも、あんなに夢中で続けた演劇も、結局仕事にはならず、
OLやら、コールセンターやら諸々の仕事に就き、結婚。
すっかり落ち着いて今に至ります。
演劇仲間や知り合いたちが、
最近ちらほら「声優」として頑張っていることはなんとなく知っていました。
「宅録」の存在を知った私は、そんな真似事が家で一人でできるならと、
試しにPCのボイスレコーダー機能でネットで調べたセリフやナレーション原稿を録音してみたのです。
た…楽しい…!
久々に声を出すことに楽しさを覚えました。
ついでに少しかじった音響経験から、「Audacity」という無料の録音編集アプリをダウンロードし、
ノイズを消し自分の声にBGMを付けてみたら…
もう、ラジオCMさながらじゃないか!笑
始まりはそこからでした。
結局、収入面の不安は消えないものの…
数年前に登録していた「クラウドワークス」を調べたところ、私が知らなかっただけで、YouTubeが普及している現在では、宅録ナレーターや声優の募集は意外にもあるのです。
私は早速プロフィール欄をナレーター案件が受注できるよう書き換えました。
何件か応募し、やっといただけた初仕事はワンコイン程度のもの。
そこからさらに手数料などが引かれます。
お小遣いになれば、とネットでハンドメイド作品を売っていた時期もありますが、
出来上がる作品は在庫となり場所をとるし、そもそも売上げにならないと途端にやる気を無くし、続きませんでした。
手先は器用な方だけれど、作ることがそれほど好きではなかったのでしょう。
芝居は個人ではできないものだともうすっかりその世界を離れていたけれど、「宅録」ならば、好きだった芝居がひとりでできるかもしれない…!
これは目からうろこでした。
収入をカバーというよりは、好きなことができる趣味としてこの活動を続けていこう。
今はパートもあるし、実際稼ぎすぎると税金面で困るし…ね笑。
新人 宅録ナレーター「ハマナス」爆誕
ということで、このブログは
北のほうから駆け出したハマナスの宅録ナレーターとしての奮闘記録です。
こんな声で頑張っています
よろしくお願い致します。